FoElem | フォーエレム/FoElem Story Vol.2
シリーズ誕生の秘話 vol.2
EPEIOS FoElem Story
EPEIOSが新たに手掛ける「FoElem」シリーズ。製品の魅力をより深く知ってもらうため、第一弾となる四つの製品が生まれるまでの物語を、四つのトピックにわけて紹介していきます。二つ目は「デザイン性と機能性の調和」についてお届けします。
デザインと機能の正しい掛け算が“体験”という新しい価値を生む
「FoElem」を開発するにあたって、今一度EPEIOSというブランドの、ひいては企業の想いに立ち返りました。「ただ単に機能やスペックにだけでなく、使う行為そのものにも心が豊かなる製品を提供したい 」と。現在、家電市場はコモディティ化が進み、画一的なデザインが並ぶ中で、価格は二極化しています。ターゲットとしているミレニアル世代など若い方々に、家電=ひとつの体験として琴線に触れる製品を、手の届く価格帯でお届けする目標を掲げました。そのための新しい価値として、デザイン性と機能性の両立を追求しました。
ライフスタイルは一種のファッションです。洋服と同様に、型が決まっていてもつねに時代やトレンドに合ったデザインを考える必要があります。それが、好きなものを大切に長く使うすてきな体験に繋がると考えています。
今回、世界的なデザイナー二人に依頼するにあたって、なるべく自由に発想してもらい、100%に近い形にしたい。そこで、機能や構造が大きな足枷になってはいけない。そのために、まず行ったのは、製品の原材料や部品の調達を担う確かなサプライチェーンと手を組むこと。どんなデザインが来ても対応できるという自信があるからこそ、デザイナーの頭の中を具現化できるのです。
世界的なラグジュアリーブランドのアートディレクターやデザイナーを数多く務めてきたブノワ・ピエール エメリー氏がFoElemシリーズの全体的な世界観を作り出し、ダミアン・オー シュリバン氏がアイデアを家電の形にしていきました。
エメリー氏は、「二人でデザインを考えたからこそ、デザイン先行で機能がついてこないようなフォルムにはならない。ピンポンのように意見を交換しながら、お互いを補い合っていたんです」と、製作期間を振り返ります。
FoElemで初めて家電をデザインするエメリー氏の自由な想像力と、家電ブランドでのキャリアももつシュリバン氏の想像力が、“四元素”と“変化(トランスフォーム)”をキーワードに、四つの製品を生み出しました。
使いやすいさを優先してシンプルにそれ以上はIoTで叶える
一方で、機能に関してはシンプルを徹底しています。機能をたくさん盛り込んで、操作を複雑にし、価格を上げるより、「誰が見てもすぐに何ができるかわかる」ことを優先しました。これもまた“琴線に触れる体験”の一部です。EPEIOSはこれまで培ってきたIoT※の強みを生かし、さらなる機能が必要な方に対して、カスタムできる選択肢も提供します 。
ここで改めて、FoElemシリーズの四製品に関して、デザイン性と機能性について紹介します。